難関大学合格をめざして少人数制指導で 学力を最大限に引き出す
帝京大学中学校・高等学校共学校
教員が生徒一人ひとりとじっくり向き合い、きめ細かな学習指導を行っている帝京大学中学校・高等学校。内部進学も可能という大学付属校のメリットを生かしながらも、生徒が希望の進路に向けて挑戦することをサポートしている。充実した学習環境について、入試広報部の竹之内毅先生に話を伺った。
学習習慣を確立させ
基礎学力を養う
同校は1931年に創立され、帝京グループのなかでも最も古い歴史を持つ。大学の付属校でありながら、生徒が希望する進路を優先させており、一般入試を経てほかの難関大学に進学する生徒も少なくない。「本校では、生徒のチャレンジする気持ちを全力でサポートするスタンスをとっており、大学もその方針を承認してくれています。そのため、大学受験に向けて基礎学力を養うことに重きを置いています」と、竹之内毅先生は話す。
1クラス約30人、1学年約120人の少人数編成で、生徒一人ひとりに寄り添った手厚い指導に定評がある。学習習慣を確立させるために、中1~3の「朝講座」、高1~2の「夕講座」では、週に2〜3回、10分程度の小テストを実施。基準点に満たない場合は再テストや再々テストもある。「小テストをくり返すことで基礎学力がついた」と振り返る卒業生も多いという。
定期試験の2週間前には「学習計画表」を生徒に配布。生徒は試験勉強の計画や、実際に行った勉強内容、時間などを記入して提出する。担任はそれをチェック、アドバイスをすることで、生徒の学習のつまずきを防ぎ、やる気を引き出している。
また、個別面談を数多く行うなど、進路指導にも時間をかけている。
「帝京大学の付属校であることを生かし、キャリア教育も行っています。大学の先生には中学生に学問のおもしろさを伝えてもらう講演をお願いし、生徒は自分が何に興味があるのかを知る機会となっています」
学習・授業改革が加わり
さらなる進化を続ける
竹之内先生は、「『勉強は学校で』という風土が生徒の間に根づいている」とも話す。放課後に図書室や自習室などで勉強する生徒も多く、わからないことは職員室に行けば疑問が解決できる。小論文対策の添削指導なども行っており、教員がマンツーマンでとことん指導する機会も多いそうだ。教員と生徒との距離の近さが学力の伸びにもつながっている。
多彩な講座が受けられる「夏期講習」にも力を入れている。中1~高2は原則7月に開講し、英数国の3教科をメインとして(中3と高2は理社も加わる)、レベル別に講座が設定される。高3になると、大学別、教科の出題分野別の細かな講座が8月にも開講され、講座数は80を超える。これらはすべて無料で受講でき、毎年約9割の生徒が参加するという。
きめ細かな学習環境が整っている同校だが、さらなる変化もある。2022年には東京大学名誉教授で文学博士の市川伸一先生が校長に就任した。大学で子どもたちの学習法や学習意欲について研究を続けてきた市川校長が、同校の生徒に向けて「学習法講座」を開き、暗記に頼らない効果的な学び方を教えている。
| 大学名 | 現役 | 浪人 | 総数 |
|---|---|---|---|
| 国公立 | 46 | 3 | 49 |
| 早稲田 | 49 | 0 | 49 |
| 慶應義塾 | 38 | 0 | 38 |
| 上智 | 72 | 0 | 72 |
| 東京理科 | 41 | 3 | 44 |
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