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中高大一貫教育を推進
探究から研究へそして未来を創る人へ

中高大一貫教育を推進<br>探究から研究へそして未来を創る人へ

北里大学附属順天中学校・高等学校
共学校

2026年度から北里大学の附属校となる順天中学校・高等学校。「英知を持って国際社会で貢献できる人間を育成する」を教育目標に掲げ、知的能力を伸ばすだけでなく、活発な探究活動を通して、世の中で求められる資質・能力を育む教育にも力を入れている。同校が目指す探究のあり方やその成果などについて、教育支援センター長の片倉敦教諭に伺った。

3系統ある探究活動は
外部コンテストでも上位入賞

 同校の探究教育は、中学では理科および社会科を中心とした探究型授業、高校では学年の壁を取り払い、全員が将来の進路を見据えて探究活動に取り組むカリキュラムを導入している。

 「探究活動を重視し力を入れるのは、AI時代に求められる『創造的学力(主体性)』『国際対話力(多様性)』『人間関係力(協働性)』の3つの資質・能力を伸ばしたいと考えているからです」と片倉教諭は語る。

 探究活動は「理数探究系」「英語探究系」「総合探究系」の3系統に分かれている。理数探究は医歯薬系を含む理工系学部、英語探究は国際系や文系学部に進学する生徒が選択し、文理融合的な学部系統や、まだ方向性を決めかねている生徒は総合探究を選択する。テーマは新たに決めてもいいし、大学の研究室のように先輩たちのテーマを引き継いでもいい。個人での活動もあれば、グループでの活動もある。

 探究活動の成果は、毎年2月末に実施される校内の探究発表会で全員が発表するほか、理数探究は産総研・筑波大学・東京理科大・慶応大学等が協賛するコンテスト「つくばScience Edge」、英語探究は社会貢献型アントレプレナーコンテストである『究コン』に参加することになっている。

 校内は伝統的に受け継がれている“探究魂”に満ちており、これらのコンテストで上位入賞を果たしているほか、自ら外部のコンテストに参加する生徒も多い。たとえば2025年度は高3の生徒が「日焼け止めの有害成分ベンゾフェノンを分解する微生物の探究」で筑波大学主催の「科学の芽」賞を受賞しているし、環境省の国家プロジェクト「エコチル調査全国フォーラム」においても、高2の生徒3人が「植物の“声”は農薬になりうるか」で最優秀賞を受賞している。2024年度には欧州原子核研究機関の主催するコンテストBeam Line for School に応募、世界から選ばれた3チームのひとつとして他校の生徒と一緒にCERN(欧州合同原子核研究施設)の実験に参加した生徒もいた。

アジア生物教育学会で2チームがベストプレゼンテーションを受賞
アジア生物教育学会で2チームがベストプレゼンテーションを受賞
探究に「北里探究系」を追加し
大学での研究に接続する探究へ

 附属化に伴い、探究活動もますます進化していくことになる。すでに北里大学の全学部への推薦入学が可能になっているが、今後は推薦入学をめざす生徒のために「北里探究系」を新設し、大学での研究に接続するような探究活動を行えるようにする計画だ。加えて、北里大学の授業をオンデマンドで受講することで、入学後に単位を取得できる「科目等履修生制度」も導入予定だ。

 他系統の探究活動についても、大学の研究者からアドバイスを受けられる可能性があり、中高大一貫教育の実現に向けて大きく踏み出していくことになる。

 「本校はこれまで一般入試に力点をおいた進路指導を行ってきましたが、高大接続改革の流れを受け、今後は北里大学への内部進学も含めた総合型選抜への道も広げていきたいと考えています」(片倉教育支援センター長)

教育支援センター長 片倉 敦 教諭
教育支援センター長 片倉 敦 教諭

北里大学附属順天中学校・
高等学校

東京都北区王子本町1-17-13

TEL.03-3908-2966

学校HP:
www.junten.ed.jp/

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