すべての生徒が国内外の大学を自由に選べる
充実した学習環境と支援体制
広尾学園独自の奨学金制度
優秀な生徒を金銭面でもサポート
海外大学をめざす生徒への支援は、情報提供だけにとどまらない。たとえば、海外の大学で学ぶうえで高い壁となるのが「高額な学費」だが、同校では経済的な面でのサポートも手厚い。2025年度から広尾学園独自の奨学金制度「宮下尚之奨学金」が創設され、資金提供が行われている。
「これは、大学生向けの就職活動サイトを運営する株式会社ワンキャリアの宮下尚之社長(代表取締役社長執行役員CEO)から、『志を持って海外に羽ばたく生徒を支援したい』という申し出をいただいて設立されたものです。毎年、広尾学園の海外大学進学者から1名の奨学生が選抜され、4年間で1000万円(年間250万円)の奨学金を受けることが出来ます」
そのほかにも、海外大学への進学に精通した教員たちが、国内の支援組織や財団の奨学金・助成金を利用できるように情報提供を行っている。奨学金は早期に応募期間が設けられているため、海外大学を考えている生徒は意思決定のタイミングも重要となる。計画的に準備できるようにサポートを行う教員の存在は、海外大学をめざす生徒たちにとって非常に心強いものだろう。
さらに、インターナショナルコースでは、高校から複数の教科でAP(Advanced Placement)コースを受講することができる。APとは、日本の高校にいながらアメリカの大学の教養課程レベルの授業を受けられるプログラムのことだ。APのスコアによってはアメリカの大学で単位として認められるため、海外大学を受験する際は大きな武器となる。日本では、APプログラムを受けられる学校が少なく、広尾学園を選ぶ大きなメリットとなっている。
生徒の好奇心を刺激する
多彩なキャリア教育プログラム
好調な進学実績の背景には、生徒たちの興味関心を育み、視野を広げる多彩なキャリア教育プログラムの存在があることも大きい。プログラムは「現場主義」と「本物に触れる教育」を重視した内容となっており、科学や文化など、各界の第一線で活躍するキーパーソンを講師に招いての「広学特別講演会」をはじめ、大学を訪問して施設を見学したり、研究室で先端分野の研究に触れたりする「大学キャンパスツアー」など、生徒が自ら現場で体験できるものが用意されている。
さらにキャリア教育プログラムの集大成として、毎年3月には、「スーパーアカデミア 最先端と最前線の超一級講座」を開催している。これは脳科学・宇宙線物理学・極地生物生態・政治経済・司法など、各研究分野の専門家30名以上を一斉に招き、それぞれの研究について講義してもらうというもの。中学生全員がコースや学年を問わず受講できる、特別な機会となっている。
もちろん、海外への進学に関するプログラムも充実している。インターナショナルコースの希望者を対象とした海外キャンパスツアーでは、1週間かけてボストン大学やハーバード大学などを訪問する。「近年では、数年前までは見られなかったうれしい現象が起きています。広尾学園から海外大学に進学する生徒が増えたおかげで、どこの大学に行っても本校の卒業生に出会えるのです。卒業生が各大学でガイドを担当する場合も多く、より気軽に学校生活などについて質問できるようになりました」と池田先生。同校のこれまでの積み重ねが表れるキャンパスツアーとなっている。
最後に池田先生は、6年生の受験生たちに向けて、次のようなメッセージを送った。
「広尾学園には、さまざまな目標を持つ生徒が入学してきます。本校での多彩な体験を経て、目標が変わることもあるでしょう。私たちは、生徒の目標がどのように変化しても、希望する方向に向かって最善のサポートを行っています。将来何をしたいか決めている人も、まだ何をしたいか決まっていない人も、ぜひ広尾学園に入学して、本当に自分がやりたいことを見つけてほしいと思います」
経験豊富な教員と、熱意ある生徒たちが一丸となって成長を続けている広尾学園。今後はどのような進化を遂げていくのか、大きな期待と関心が寄せられている。
広尾学園中学校・高等学校