すべての生徒が国内外の大学を自由に選べる
充実した学習環境と支援体制
広尾学園中学校・高等学校共学校
本科、医進・サイエンス、インターナショナルという3つのコースを設置し、生徒一人ひとりの夢の実現をめざす広尾学園中学校・高等学校。ハイレベルな学習プログラムと、体験重視の学びを両立させる教育体制によって、合格実績を伸ばし続けている。特に海外大学への合格実績の伸びは目覚ましく、学校独自の奨学金も新たに設けられている。理事長の池田富一先生に詳しく伺った。
海外大学への合格者数は
25年度は375名に
広尾学園は2007年の共学化以降、本科、医進・サイエンス、インターナショナルという3つのコースを設置するなど、さまざまな教育改革を推進し、大きな成果を上げてきた。2025年度は、東京大学をはじめとした国公立大学に70名、早慶上理ICUに381名が合格している。
躍進著しい進学実績のなかでも、近年特に注目されているのが、海外大学への合格実績である。2024年度の206名からさらに増え、2025年度は375名という実績を残した。この飛躍の背景について、理事長の池田富一先生は、「生徒が海外大学への進路を視野に入れられる教育環境や支援体制が整っていることが大きい」と語る。
「これまで多くの卒業生が海外大学に進学しており、校内では年間を通して海外大学の関係者による説明会が開催されるなど、生徒にとっては海外への進学を身近に感じられる環境となっています」
海外大学への合格実績を支えるインターナショナル(以下インター)は、2007年に新設されたコースだ。帰国生や国内のインターナショナルスクール出身者を対象とする「アドバンストグループ(AG)」と、国内で育ち、英語学習に意欲的な生徒が集まる「スタンダードグループ(SG)」で構成されている。
「中学はAGとSGの混合クラスとなっており、ホームルームや美術などの授業は入学直後から合同で行います。英語に堪能な生徒たちと、日本語でサポートできる生徒たちが協力しながら学校生活を送っています」
数学や理科などの主要教科は、AGとSGで日本語・英語の習熟度に差があるため、クラスを分けてそれぞれのグループに適したカリキュラムで学びを深めていく。27名の外国人教員が在籍しているため、帰国生だけでなく、国内生も日々の学校生活や授業を通して英語に親しみながら、質の高い英語力を育むことができる。
インターの発展に伴い、2013年ごろから海外大学との情報交換も積極的に行うようになったという。教員の努力によって同校を訪問する海外大学は徐々に増え、現在は年間で200大学ほどが来校。生徒たちのために説明会を実施している。