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探究的な英語教育を加えグローバルな視点で考え行動する力を育成

探究的な英語教育を加えグローバルな視点で考え行動する力を育成

三輪田学園中学校・高等学校
女子校

英語教育に定評がある三輪田学園中学校・高等学校。明治時代から続く女学校のなかにあって、いち早く良妻賢母教育から脱却し、「徳才兼備」の教育理念のもと、語学力などを伸ばす教育に力を入れてきた歴史を持つ。昨年度からは、新しいコンセプトによるグローバル教育を導入。地球規模で考え、行動できる女性を育成する試みが始まっている。

MGCの目的は
考え、伝えること

 新たに導入された「MGC(Miwada Global Competence)プログラム」(以下、MGC)は、ネイティブ教員と日本人教員のティームティーチングによるオールイングリッシュの授業で、週1回、中1~中3までのカリキュラムに組み込まれている。導入経緯を英語科の松本歩教諭は次のように説明する。

 「語学を学ぶ目的は、さまざまな状況のなかで相手と適切なコミュニケーションができるようにすることですが、従来の英語教育は、どうかするとテストや資格のための勉強に陥りがちでした。改めて原点に立ち返り、英語を活用するさまざまな場面を想定しながら、英語を学ぶ意義を再確認し、本来の学びを取り戻したいと思ったからです」

英語科 松本 歩 教諭
英語科 松本 歩 教諭

 活用したのはISAのグローバル教育プログラムで、その三輪田バージョンがMGCだ。これからの生徒に求められる、地球規模で考え、行動できるようにするための能力を育むことを目的としており、「自己認識」「適応力」「共感」など10項目の観点から、「コミュニケーションスキル」「マルチリンガルスキル」など6領域の能力を鍛えていくことができる。

 たとえば、中1の「通貨を作る」というテーマでは、何を象徴させるのか、どんなデザインにするかを決め、その根拠も含めて説明を求められる。こうして、食べ物やテクノロジー、環境などのグローバル課題に関わるテーマについて自ら考え、理由も含めて英語で説明する能力を鍛えていく。もちろん、学年に応じて要求水準も上がっていく。

 「生徒は英語の授業だと思っていますが、内容は探究に近いものです。相手に自分の考えを伝える、相手の考えを理解するという活動を通して、実際の場面で活用できる英語力を身につけてもらうことが狙いです」(松本教諭)

MGCと海外研修で
地球規模の視点を

 なかなか英語が出てこないときは、日本人教員の出番だ。「思ったことを単語にしてみたら」「日本語で言ってみたら」「それは英語ではこう表現します」といった形でサポートしていく。英語の授業の一環ではあるが、主目的は「考えたことを伝える」ことにあるため、英語で表現することよりも、そのテーマをしっかり考えることが優先される授業の進め方になっている。

 英語を使う力をMGCで集中的に鍛えられるため、従来の英語の授業では、正確な英語表現の習得により時間を使えるメリットも生まれた。

 「生徒は掘り下げて考えることの大切さを実感しているようです。カナダ(中2・3)、イギリス(高1)、シンガポール(中3~高2)での海外研修とMGCとの相乗効果で、自らの進路を地球規模で考え、切り拓いていってほしいと願っています」(松本教諭)

シンガポール国立大学の学生と活動。ビジネスの第一線でご活躍の方のお話もうかがう
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三輪田学園中学校・
高等学校

東京都千代田区九段北3-3-15

TEL.03-3263-7801

学校HP:
www.miwada.ac.jp/

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