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中学受験・合格ロードマップ 〜そのスケジュールと戦略

中学受験・合格ロードマップ 〜そのスケジュールと戦略

志望校選びは5年生なのはなぜ?

志望校選びは、できれば5年生のうちに進めておくのが理想です。なぜなら、6年生になると通塾日数が増え、受験勉強に追われるため、学校選びにじっくり向き合う時間が取りにくいからです。

まず、学校の特徴を理解することが重要です。例えば付属校なら、併設された大学に無試験か、有利な条件で進学できます。その分、受験勉強にとらわれず、クラブ活動や学校行事、興味のある勉強に打ち込むなど、ゆとりある学校生活を送れるのが魅力となっています。

一方の進学校は、進学先に制約がないため、卒業後の進路を中学・高校での学びを通じてじっくり考えたいという家庭に向いています。

ちなみに男子校・女子校は歴史のある学校が多く、伝統に基づく教育が行われています。比較的新しい学校が多い共学校では、男女の相互理解などを重視している学校が数多く見られます。

そのほか宗教を教育の基盤とする学校、自由な校風で知られている学校などもあります。学校のホームページや学校案内のパンフレットなどで確認しましょう。学校ごとの特色を知ると、家庭の教育方針に合う学校が見えてきます。

表面的な評判や偏差値で判断せず、学校の教育方針や雰囲気を確認することが重要です。

学校行事への参加が志望校決定の決め手に?

志望校の候補が見つかったら、実際に学校を訪れることをお勧めします。直に雰囲気に触れることで、志望校への理解が深まります。

なかでも学校説明会や体験授業、文化祭・体育祭などは、校内の雰囲気や先生、生徒の様子を知る絶好の機会といえます。

また、最近ではどの学校でもオンラインイベントが充実しており、あらかじめ様子をつかみ、そのうえで実際に足を運んでみるのもいいでしょう。パンフレットやホームページだけでは分からない魅力や違和感に気づくこともあります。

ここで留意すべきことを一つ――。保護者の印象だけで決めるつけるのは禁物です。「子ども自身がどう感じたか」を最優先にすることを忘れないようにしましょう。

志望校への「想い」が大事なのはなぜ?

中学受験で最も大切なのは、子ども本人の「この学校に行きたい」という気持ちです。自分の意志で選んだ学校であれば、困難な学習にも前向きに取り組む力が生まれ、合格への原動力となります。

また、通学時間や偏差値に幅を持たせ、複数の学校を見ておくことで、思いがけない選択肢に出会うこともあります。

第一志望に固執しすぎず、いくつかの学校も「志望校」として考えておくといいでしょう。最終的には、どの中学校に通うことになったとしても、わが子が前向きに学校生活を過ごせる学校選びが理想的といえます。

5年生では自ら考え、学習に取り組む姿勢を

5年生になると、多くの塾では授業日が増え、復習や課題の量も増えます。家庭学習の時間には限りがあるので、何が必要なのかを考え、優先順位をつけて取り組むことが重要です。

5年生後半では、科目によっては入試問題に触れる機会もあります。学習の難度がアップするので、成績が下がる子どもも珍しくありません。きちんと理解するためには、指示されたことだけをやるのではなく、自ら考え、学習を進めていく姿勢が求められます。

授業を復習し、できなかった問題は2、3日後にもう一度解くというサイクルをつくっておきましょう。苦手な科目や単元には「逃げずに取り組む」姿勢も身につけさせます。子どもの自立を促しながら、やるべきことができているかを確認するのも保護者の役割なのです。

6年生の夏までに基礎と実戦力を完成

6年生の夏休みまでに重要なのは、基礎力を固め、さらに充実させること。基本的な内容を復習しながら、同じ問題を違う角度から見たり、自ら考えを深めたりして「基礎の再構築」を目指しましょう。

同時に重要なのが、実戦力を磨き、得点力を上げること。理解しているつもりでも、少し視点を変えた問題が出ると、歯が立たないことがあります。確実な基礎力を土台に、柔軟な思考力を磨くことが6年生前半の目標となります。

夏休みはまとまった学習時間を確保できるので、自分なりのテーマや目標を持って毎日の学習に取り組みましょう。補強すべきポイントを意識しながら対策すると、9月以降の学力の向上につながります。

入試直前期は「自信」をつけさせる関わりを

入試直前期は、知識の上積みよりも自信をつけさせることが重要です。これまで学んできた内容を中心に復習し、確実に得点できる問題を積み重ねましょう。本番を想定し、同様の時間割にして、実際の入試に近い形で過去問演習に臨むのも効果的です。

間違えた問題は原因を分析し、次に生かせば十分です。できなかったことを責める必要はありません。

特に受験直前期は、保護者が子どもに「これまでのがんばりをきちんと見てきたよ」という姿勢で接すると、子どもは大きな安心感を得られ、入試本番で本来の実力を発揮しやすくなります。

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